こんにちは、こんばんは、わぞす家のしゅんです。
ゴールデンウィークが終わってまた仕事が始まり、なかなか憂鬱気分ですが、なんとか生きています。
Webデザイナー兼イラストレーターの妻と一緒にクラウドワークスでWebデザイナーを始めました。(こはなデザイン)
このブログのヘッダやアイコンのイラストも妻が書いてくれたものです。
よろしければお仕事いただけると幸いです。
今回はICL体験記の検査編です。
覚悟を決めて病院に行ったとしても、いざ目の検査をするとなるとなんだか怖いですよね。(僕だけ?)
そんな人のために、実際に検査をしてきたときの体験談をできるだけ詳しく解説したいと思います。
まずは結論
3時間ぐらいかけて、これでもかってぐらい色々な検査をされました。
今まで経験したことのない検査もあったり、初めての体験ばかりでした。
注意点は1つだけあり、散瞳剤(瞳孔を開く目薬)そ使用した検査もあるので、その後に運転はできません。
それどころか、僕の場合はまともに目を開けて外を歩くこともできませんでした。
まずは予約。といいたいところですが、、、
とにもかくにも検査を受けるために予約をしましょう。
と、いいたいところですが、ICL手術を受けることのできる病院は東京都内に30か所もあります。
ICL治療が行える病院一覧(ICL研究所)
その中から自分が手術を受ける病院を選ぶだけでも一苦労ですね。。。
僕は品川近視クリニック(ホームページ)を選びました。
僕が品川近視クリニックを選んだ理由
僕が品川近視クリニックを選んだ理由は大きく4つあります。
- 症例数世界一
- 手術費用が比較的安い
- 検査項目が比較的多い(らしい)
- 詳細に書かれた体験談ブログを見つけた
どれも魅力的ですね。うんうん。
特に僕にとって決め手だったのは4つ目の体験談ブログの存在でした。
ICL手術を受けようと決心したものの、調べてもメリット・デメリットについて書かれた記事はたくさん出てくるけど実際に受けてみてどうだったっていう記事が見つからないんです。
そんな時、さっこさんという方のブログを見つけました。
そこには、ICL手術の費用だけでなく、受けることを決めた理由や病院を決めた理由。
さらには検査から手術までの流れや術後の経過についても書かれていました。
これこそが僕の求めていた情報だと思い、気づいたときにはメールを送っていました。笑
是非さっこさんのブログも見てみてください。
【体験談】品川近視クリニックでICL手術(視力矯正)を受けて視力が0.05→1.5に!値段や流れも紹介!(さっこさんのブログ「SOOWLIFE」)
改めて、まずは予約
手術を受ける病院が決まったところで、検査の予約をします。
品川近視クリニックでは、オンラインから検査の予約ができます。
※オンラインの時点では予約確定ではないため注意が必要です。
普段コンタクトレンズを使用している人は、検査の3日前からコンタクトレンズの使用が禁止なのでご注意ください。
僕は、火曜日の朝10時からの検査を日曜日の夜にオンラインで予約しました。
すると、翌月曜日に品川近視クリニックから予約の確認電話がありました。
最後にコンタクトレンズを使用した日などを確認され、自分で運転する必要のある手段での来院はしないように言われました。
この電話をもって、改めて予約が確定します。
僕は火曜日の朝9時半から検査になりました。
検査には5時間ほどかかるということでした。
検査の持ち物
検査の日の持ち物についても電話で伝えられます。
- 身分証明書
- 保険証(僕は使いませんでした。)
- (あれば)紹介状
- 普段使用している眼鏡
- (あれば)コンタクトレンズ
検査当日
検査当日、品川近視クリニックへ向かいます。
有楽町駅であれば、中央口からまっすぐ徒歩1分ぐらいでつきます。
僕は千代田線ユーザーなので日比谷駅から歩きました。
少し迷いましたが、無事予約時間前に到着。
受付
受付を済ませ、問診票に記入します。
問診票は全部で3枚。
眼科の受診歴や既往歴、手術の希望日を記入する欄がありました。
大体15分ぐらいで記入が終わりました。
僕が問診票に記入している間にもたくさん人が入ってきます。
術後の検診の人もいましたが、1日レーシックの人が多かったように感じます。
いざ検査
問診票の記入が終わると、待合スペースに通されます。
広々とした待合スペースに大型のテレビが2台おいてあり、僕の他に15人ほどがいました。
自分の名前が呼ばれ、奥の検査スペースへ向かいます。
機械がたくさん並んでいて、8人ぐらいが同時に検査できそうな設備でした。
ここでの検査内容は4つ
- 気球を見るやつ(角膜の屈折度を測っているらしい)
- なんか緑色の丸い光をあてられるやつ(初めて)
- 風をあてられるやつ(眼圧測定)
- 目の細胞(角膜内皮細胞)の数を計るやつ(初めて)
ここまでで既に初めての検査が2種類もありました。
次に視力の測定をします。
よくある「C」の形をした丸(ランドルト環)を見るのですが、僕は裸眼では0.1は到底見えないので初めから例の眼鏡を渡されます。
そこで今までに経験したことがないぐらい丁寧に度数の確認をしながら視力検査をしました。
僕は特に右目の乱視が強かったようで、乱視の度合いも一緒に測ります。
レンズの角度(?)を変えながら、「1と2、どっちが見えやすいですか?」と聞かれては、「赤いのと緑の、どっちが見えやすいですか?」と聞かれの繰り返しです。
よくよく考えると、ICLはレンズの入れ替えが簡単ではないので、ここでしっかり度数を調整しておく必要があります。
そのため、眼鏡やコンタクトレンズをつくる時とは比べ物にならないぐらいの検査になるんですね。
これでもかってぐらいに丁寧に視力検査をしたら、次に角膜の中にレンズを入れられるスペースがちゃんとあるかの検査をされます。
このスペースが広すぎても狭すぎてもICLは不適合になるようです。当然ですが、この検査も初めて受けました。
次に、ICL手術の内容や注意点の説明を受けました。
ここで改めて手術料金や手術に関するオプションの説明を受けます。
先ほど紹介させていただいたさっこさんから、オプションはすべて断っても問題ないと聞いていたこともあり、すべて断りました。笑
提示されたオプションのなかで覚えているものを2つ紹介しておきます。
1.視力矯正はICL、乱視矯正はレーシック
乱視用のレンズには、正しい角度が存在します。
目の中に入れたレンズが何かの拍子に回ってしまう可能性があり、そうすると角度が合わなくて視力が低下するという現象が起こることがあるそうです。
その場合、一度目の中に入れたレンズを取り出して新しくレンズを入れなおす必要があります。
この可能性をなくすために、目の中に入れるレンズは乱視用のものではなく角度による違いがないものをいれ、別途レーシックで乱視のみ矯正することを提案されました。
目の中に入れたレンズが回ってしまう確率を確認したところ、レンズのメーカーの出しているものが7%ですが、クリニックとして出しているのは1%ということでした。
また、その後の診察でお医者さんに言われたのは、角膜の中のレンズを入れるスペースが特別広くなければこの1%よりもさらに確率は下がるということでした。
幸い、僕は特別スペースが広くなさそうだから、ほぼほぼ大丈夫ということでしたので、このオプションはつけないことにしました。
2.レンズを入れるための角膜の切開をレーザーで行う
角膜の中にレンズを入れるため、通常はメスで切開しますが、これをレーザーで行うというものでした。
切開創の治癒がはやくなるとかメリットはあるそうですが、金額に合うだけの価値を見出せなかったので、このオプションもつけませんでした。
これらの説明を受けた上で、改めてもう一度視力検査をします。
ここでもそれはそれは丁寧に視力を測られます。
特に乱視の度数?を丁寧に測られました。
2回目の視力検査を終えると、散瞳剤(瞳孔を開く目薬)を入れます。
暗い部屋で眼軸(目の長さ)の測定と眼底の写真を撮られます。
その後、散瞳剤を5分おきに入れるよう言われ、30分ほど待ちます。
目薬って入れるときに上を向きますよね?既に瞳孔は開いています。
そうです。まぶしいんです。
それでもこのまぶしさは序章にすぎませんでした。。。
30分間、5分おきに散瞳剤を入れた後はもう1回気球を見る検査をして、お医者さんの診察です。
検査の結果、無事ICL適合であることを告げられます。
検査はこれで無事終了です。
検査終了
再度待合スペースで会計を待ちます。
といっても、検査自体は無料です。
ICL手術を受ける場合、この検査結果をもとにレンズを発注します。
その際に19万円の支払いが必要です。
僕の場合、乱視用レンズなので3,4か月程度かかるとのことでした。
乱視用でなければ1,2か月ほどで届くそうです。
レンズが届いたら電話で連絡がくるということでした。
手術3日前から使用する感染症防止用の目薬を渡され、この日はすべての工程が終了です。
この時点で時刻は13時。9時半から検査でしたので、約3時間半ですべて終わりました。
当初5時間程度と言われていたので、それよりは早かったですね。
平日だったからそれぐらいで済んだのかもしれません。
病院を出ると外の世界がまぶしすぎる
なんといっても帰りが大変でした。
帰りとはいっても僕はその日午後から出社したので家ではなく会社に向かいましたが。。。
散瞳剤がとてもよく効いていた上に、その日はとても天気のいい日でした。
ちょうどお昼ごろだったこともあり、外はとても明るかったので、日向を歩けばまぶしすぎて目を開けられないほど、日陰を歩けば目は開けられるものの視界がぼやけるという状態でした。
そんな状態で会社に向かうため銀座線に乗りたい。
ここまで来たのは千代田線日比谷駅、今から行きたいのは銀座線銀座駅。
普段こない場所なので土地勘はゼロ。
これは大変でした。みなさんも気を付けてくださいね。
検査の日は会社を休みましょう。笑
散瞳剤は4,5時間ほどで元に戻ります。
そんな目の状態で出社して、帰るころにようやくいつも通り見える状態になりました。
まとめ
今回は品川近視クリニックでICLの検査を受けてきた体験談でした。
この記事を書いている時点で検査から約1か月ほど経ちました。
3,4か月より短い期間でレンズが届いたという話も聞いたことがあるので、楽しみに待っています。
手術を受けたらICL体験記・手術編も書きたいと思います。
それでは、ありがとうございました。